診療方針


診療方針
「こころ」という言葉はご存知でも「こころの病」となりますと「何だろう?」「なぜこうなったのかな?」と
思われるのではないでしょうか?
「こころ」は誰もがその存在を知りながら、見たり、触れたり、測ったりできないものです。
ですから、「こころの病」になったとき、人はひどく不安・怖れを感じるかもしれません。

「こころの病」の診断は、慎重でなければならないと思います。
まずは、じっくりお話を聞かせて下さい。うまく話す必要はありません。
患者さん自身のこと、生い立ち、ご家族のこと、学校・職場での出来事などもうかがいます。

診療は、患者様の思いや考えをひとつひとつ確かめながら進めていきたいと思いますので、
患者様と診療者の二人での面接が基本です。
(初回の診療、認知症、他の医療機関での検査や入院治療が必要な場合を除く)

「こころの病」に特別な、万能的治療法はありません。
日常生活についてのアドバイス・症状を少しでもやわらげるお薬、「こころの在り様」を知る精神療法
などを組み合わせ、おひとり、おひとりに合った治療をしていきたいと考えています。

「こころの病」の中にはからだの病気が原因のものもあります。
血液検査などで判明するものもあります。
この場合は、他の診療科との連携が必要になります。

なお、入院治療、集団精神療法などが必要となるアルコール、薬物依存症、遊戯療法や親子面接が必要な児童思春期の診療はいたしておりませんので、ご了承ください。




   

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